今日は皆さんに愛されている料理、生姜焼きの基本を書きます。
生姜焼きは豚肉を焼いて美味しく食べる料理の代表格ですね、
当店で扱っている豚肉は、「霧島山麓豚」というブランド豚です。
この豚の産地の霧島山麓は九州でも美味しい水が豊富に湧き出る所です。
きれいな水で育てられた豚は臭みが無くクリアーな旨味が特徴あります。
どうせなら、このような美味しい豚肉で料理をしましょう。
この料理のポイントは豚肉の厚さです。
当店のお客様で「生姜焼き用に7ミリから8ミリ 位の厚目にカットしてください」とご要望のお客様が結構いらっしゃいます。
お客様のご要望ですから素直にお切り致しますが、肉屋さんの立場で言わせていただければ
生姜焼きとしては少し厚すぎるかな?と思っております。何故かと言いますと
生姜焼きのタレは醤油、みりんかお酒、砂糖少々、生姜、です。
このタレをお肉と玉ねぎに揉み込んで焼いて行くのが生姜焼きですが、厚すぎるお肉ですと
漬け込み時間が長く掛かり、肉にタレが染み込む間に野菜の渋みが出て料理を不味くします。
それと、お肉が厚いと一緒に炒めている玉ねぎがお肉が焼ける前に火が通ってしまい玉ねぎが
炒めすぎの状態になり、やはり料理を不味くします。野菜炒めなども同じですがお肉と野菜の
炒め具合がとても重要になって来ます。お肉はせいぜい3ミリから4ミリの厚みで生姜焼きのタレを
適度な時間溶け込んで、肉と玉葱が丁度良い具合に炒めあげるのがポイントです。
タレの内容は各家庭のお味がお有りでしょうからここでは触れません。
以上です。
2018-04-14 12:09:14
お肉屋さんのレシピ
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